東京大学歌劇団ホームページにようこそ！東大歌劇団は、オペラの完全自主公演を行う団体です。東京大学の学生はもちろん、他大生や大学院生、社会人まで実に多種多様な人々によって構成されています。
私達の団体の最大の特徴は、「オペラの完全自主公演」にあります。団内に合唱団、管弦楽団、舞台スタッフを抱え、オペラの舞台の全てを自分達の力で作ります。選曲も団員全員で行いますし、指揮者、演出家、キャストも団員の中から選ばれます。舞台についても、大道具や小道具、衣裳・メイクから照明まで全て自分たちで用意します。
創立以来、毎年二回、夏と冬に本公演を行っており、これまで「椿姫」「アイーダ」「蝶々夫人」「カルメン」など数々の作品に取り組んできました。
東大生のほか早稲田・上智・青山学院・立教・明治など様々な大学の学生や、多くの社会人も団員として参加しており、そうしたとりどりのメンバーが共に練習を重ね、智恵を出し合って創り上げるオペラはその時々の団員の個性を反映した多彩なものとなっています。
もちろん素人学生中心のアマチュア団体ですから、演奏も舞台装置もプロの方々にはかないません。しかし、団員の力だけで全てを作り上げようとする情熱は、決して見劣りしないものだと思います。
この団体にいる理由も目的も実に様々な人々が「オペラ」という一つの芸術を作り上げていく時、そこに何が生まれるのかを皆様に観ていただけたら幸いです。そして、この芸術を共に 作り上げる喜びを、より多くの方々と共有できることを願っております。
東京大学歌劇団一同