作曲 | : ピョートル・イリーイッチ・チャイコフスキー |
原作 | : アレクサンドル・セルゲイヴィッチ・プーシキンの同名の劇詞 |
原台本 | : ピョートル・イリーイッチ・チャイコフスキー |
日本語台本 | : 片寄隆典 |
初演 | : 1839年3月29日 マールイ劇場(モスクワ) |
歌劇団公演 | : 2004年7月3日 三鷹市公会堂(東京) |
オネーギン(Bar.) | 中野 雄介 |
タチヤーナ(Sop.) | 宗和 彩乃 |
レンスキー(Ten.) | 長谷川 隼也 |
オルガ(Alt.) | 小沢 まや |
ラーリナ(Mez.) | 石井 佐知 |
フィリッペヴナ(Mez.) | 奥村 美紀子 |
グレーミン伯爵(Bass.) | 青木 貴義 |
大尉(Bass.) | 小柳 毅鎭 |
トリケ(Ten.) | 真弓 智也 |
ザレツキー(Bass.) | 海津 俊介 |
ギヨー(黙役) | 近藤 健一 |
女声合唱 | |
SopranoT | 坪内聖子 宗和彩乃 和田礼佳 湯野まり 佐藤礼奈 織田路子 |
SopranoU | 石井佐知 小沢まや 笹野晶子 |
Alto | 池田可奈子 中村あずさ 西野千尋 奥泉彩子 |
男声合唱 | |
TenorT | 長谷川隼也 真弓智也 内海京久(合唱指揮) 藤波由剛 |
TenorU | 小柳毅鎭 佐藤啓 雑古岳展 横山俊久 |
Bass | 中野雄介 近藤健一 海津俊介 青木貴義 後藤正樹 中塚恵介 |
指揮者 | 河野真士 |
1st Violin | 渡辺亮也 平岩彩 三浦知雄 小串奈津子 西山亜希 |
2st Violin | 中島和也 古東禎子 市ノ渡佳明 大林麻愛 桑原清子 早見わかば 中埜朝弥子 |
Viola | 高橋奨 福井令以 |
Violincello | 吉中慶 大野紗和子 吉田有里 新津藍 鈴木幸寛 |
Contrabass | 早川俊英 吉野諒子 鎌形昌平 |
Picclo&Flute | 三角樹弘 井出香苗 河西通 松原知恵 |
Oboe | 塚田訓久 本山美瑞 |
Clarinet | 濱田雅祐 石田翼 勝呂優介 |
Faggot | 下山達人 川野雅美 |
Trumpet | 武岡暢 大西敏幸 |
Trombone | 沼澤佳枝 川沼岳明 中田吉昭 |
Horn | 矢崎真理子 大高菜穂子 菅原大嗣 火山健二郎 |
Percussion | 大坪あかね |
Harp | 高久美穂 |
Pianist | 佐藤礼奈 海津俊介 木村麻衣 今井彩乃 三角樹弘 |
演出 | 三角樹弘 |
舞台監督 | 池田可奈子 |
大道具 | 三角樹弘 中野雄介 市ノ渡佳明 勝呂優介 長谷川隼也 |
小道具 | 和田礼佳 宗和彩乃 暮泉茉莉絵 新津藍 |
衣装 | 矢崎真理子 平岩彩 近藤健一 池田可奈子 |
メイク | 和田礼佳 |
照明 | 武岡暢 宗和彩乃 |
音響 | 池田可奈子 長谷川隼也 |
台本製作 | 片寄隆典 |
演技監修 | 中野雄介 |
舞台コントロール | 落合直子 |
ボイトレ | 坂野由美子 |
メイク協力 | シナリーエミュ営業所 山下政子 |
衣装協力 | 升水治子 |
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エフゲニー・オネーギン 中野雄介 キリリとした眉毛と、引き締まった口元が写真では素敵なナイスガイ。 いつもとは一味も二味も違う中野さんに正直焦ってしまいます。 実際の中野さんは、笑顔を振りまくこれまたナイスガイ。 歌劇団に元気と幸せと混乱を振りまきます。 ちなみにこの年の冬公演『天国と地獄』の総監督兼演出をこなしました。 そちらを見てもらえば、より中野さんを感じることが出来ると思います。 この作品のイメージのままのほうがいいというウワサもありますが…。 | ||||||||||||||||
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タチヤーナ 宗和彩乃 キャストは始めて。 宮崎県には様々な名物があります。 冷や汁や、チキン南蛮、そしてこの宗和さんです。 …と言うのは言い過ぎかもしれません。 ですが、この作品でタチヤーナを歌う彼女には、そういっても過言ではないくらいの魅力が備わっていました。 どこにでも入り込めるような小さな体が、舞台では驚くほど大きく見えます。 …と言うのは言い過ぎかもしれません。 | ||||||||||||||||
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レンスキー 長谷川隼也 03年夏入団。キャストは初めて。 レンスキーを歌うのは、大学2年生になった長谷川さん。 とにかく学校でその姿を見るときは練習をしていると言うくらいの努力家。 また、後輩想いの良い先輩でもありました。 この頃は果たしてこの人は3年生になれるのかと考えたりしていたのですが…。 勉強時間を削って鍛え上げられた美声、ぜひご堪能ください。 ![]()
オルガ | 小沢まや 小沢さんと言えば、外国。 様々な国を巡り歩く小沢さんは、色々と日ごろ聞き慣れない話をしてくれます。 特に南アジア方面に詳しく、東ティモールではまさにウルルン滞在記状態。 そんな世界のオザワの力強い声をぜひお楽しみください。 ![]()
ラーリナ夫人 | 石井佐知 歌劇団ベテランの素敵なお姉さん。 役そのままの、面倒見のいい母親風の雰囲気を漂わせていました。 実際のラーリナは領土下の農民に対しては結構厳しかったそうですが、石井さんは優しかったです。 少なくとも僕の目にはそう映っていました。 ![]()
フィリッピェヴナ | 奥村美紀子 歌劇団ベテランの素敵なお姉さんPart2。 静かにキラリと毒舌一閃、世の中を斬ります。 劇中ではタチヤーナに忠告を与える昔からの乳母という役柄です。 タチヤーナを静かに斬る奥村さん、注目です。 ![]()
大尉 | 小柳毅鎭 歌劇団ベテランのお兄さん。 まだ新入団員として右も左も分からない私たちを導いてくださいました。 時々コースを外れて走り出されることもありますが…。 さて、そんな小柳さん、今作では田舎村のアイドルとして舞踏会で大活躍。 踊りもばっちり決まっています。 この後起こる悲劇を一時忘れさせるステップ、どうぞお楽しみください。 ![]()
トリケ | 真弓智也 歌劇団ベテランの素敵なお兄さんPart2。 歌劇団の誇るテノール、真弓さん。 今回はタチヤーナの誕生日を祝う歌を唐突に歌い上げます。 観客を釘付けにしたアリアの前では、しばしオネーギンもタチヤーナも蚊帳の外でした。 大きな真弓さんが舞台上ではさらに大きく見えました。 ![]()
ザレツキー | 海津俊介 キャストは初めて。 弩級の存在感と迫力を持ったある意味キャストの中のキャスト。 舞台上に現れると何故か目で追ってしまいます。 また、ピアニストとして歌劇団を支えるという一面も持ちます。 一部で流行語となった歌詞にも要注目です。 ![]()
グレーミン侯爵 | 青木貴義 歌劇団ベテランの素敵なオジサマ。 結構前の公演の時の写真を拝見しましたが、殆ど変わっていないのに驚かされます。 若々しい素敵な先輩です。 しかし、実際に寄せる年波には勝てないのか、最近は端々にオジサマっぽい発言が…。 どうかいつまでも若いままでいてくださいね。 ![]()
ギヨー | 近藤健介 キャストは初めて。 通称近ちゃん、愛称近ちゃん。 思わず冬眠から覚めるようなのんびりした空気を身にまとっています。 が、今作では冷静に緊張感を孕んだ演技を見せてくれました。 キャストとしての歌声は今作では聞けませんが、次作『天国と地獄』では見事な歌唱を聞かせてくれます。 ぜひそちらもどうぞ。 |